日本で一番使用される塗料って何?
屋根や外壁に塗装するときに使われる塗料は色々な種類があります。
メジャーなもので言うとアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、セラミックなど。
これだけでもかなりの数があるので、どれを選べばよいか難しいですね。
おそらく日本にある建物で一番使用頻度が高いのがシリコンではないでしょうか。
シリコンを使った塗装は全体のシェアの6割から7割ほどを占めます。
日本は四季があり、雨がよく降る国でもあります。
そういった意味では、特に湿気に強い塗料が好まれる傾向にあり、シリコンは耐水性や耐光性に優れているので使用頻度が高くなっています。
また、値段的にもそこまで高い塗料ではないので頼みやすいといった側面もあります。
シリコンを含んださまざまなカラーバリエーションの塗料もあり、どんな色の塗装にも対応しています。
サイディングボードや金属製素材など様々な屋根や外壁材にも使用できます。
シリコンを含んだ塗料で塗装する場合は、しっかり清掃を行い、汚れが落ちない場合は高圧洗浄も行います。
そしてしっかり乾かした後に塗装する流れが一般的です。
シリコンを使った塗装は2階建ての建物(30坪程度)なら50万円から60万円ほどが相場となっています。